【コラム】中国経済は本当にヤバい?現状とこれからについて

中国へビジネス進出する際に、さまざまなメリットやデメリットがあることでしょう。

ここでは、昨今の中国ビジネスについて、中国滞在経験のあるライターBILLIKENが解説します。

人件費はもうメリットではない?

中国へのビジネス進出の一つにコストメリットがありましたが、最近は、以前よりもそのメリットが薄くなっているようです。しかし、北京や上海などの大都市を除けば、中国の人件費などの水準は、今もなお日本の数分の1程度です。

特に内陸部の人件費は日本の10分の1といったデータもあります。そのため、製造業やIT系企業など、人件費を抑えたい場合は、中国の地方都市が狙い目だと言えます。

米中貿易摩擦のしわ寄せ

2018年に始まった米中貿易摩擦による影響も出始めました。以前より、中国国内の製造業者は、経営コストの上昇から、生産拠点をベトナムなどの東南アジア諸国に移行していました。それが、この度の米中貿易摩擦でよりその動きが顕著になり、勢いを増しました。

2020年現在では、長期化した米中貿易戦争に加え、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、企業の中国からの生産移管がより活発化してます。中でも、自動車部品工場が集積してる武漢市は、新型コロナウイルスの発生源であったため、新型コロナウイルスの流行と共に、事業活動の停止が影響しています。

言語や法規トラブルも多い

中国進出で多くの人が抱えている不安に、言語や文化の差異からくるトラブルもあります。一般的に、中国は諸般の手続きが非常に煩雑で有名です。一つの手続きを取っても、非常に長い時間と、数多くのプロセスが必要になります。さらに、手続きが完了してからも、外国製品への規制が厳しかったり、事前に通知なく法規が変えられてしまうなど、一筋縄ではいきません。

また、企業においては、通訳とのトラブルなどが原因で、多額の損失が起こり、結局撤退してしまったというケースもありました。こうした問題の根源は、日中間の意識の違いにあります。中国に進出を果たし、長期的に利益をだしたい日本企業と、日本の資金に関心を持り、短期的視点で動く中国側とでは、そもそもの意識が違います。そのため、トラブルが起こるのは避けられないのかもしれません。

俯瞰するとマイナスばかりではない!

現在、中国は経済成長が減速し、人件費が上昇するなど、比較的ネガティブな印象があることでしょう。しかし、中国が広大であるため、地域や業態のかけあわせ次第で、好景気の業種を生み出すことも可能です。

要は全体を俯瞰して見たときに、中国のお金の流れ追うことによって、中国経済の経緯、実態を掴んでいくことが重要だと言えるでしょう。

中国進出無料相談受付中。お気軽にご連絡下さい

執筆:BILLIKEN

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