介護TECH中文メディアと中国展開支援


介護TECH中文メディアと中国展開支援

・<中国も高齢社会へ>
中国では、2020年に総人口に占める65歳以上の人口の割合が13.5%に達し、まもなく「高齢社会」(国連が定義。同割合が14%超の社会)を迎えようとしています。2035年には、その数は3億人を超え、2040年には超高齢化社会と言われる21%超(そのころ日本は40%超)へ到達。今では想像できない世界が待っています。


しかし、すべての高齢者が高度な医療を受ける医療資金を賄えているわけではありません。中国では介護保険制度はありません。介護サービスの提供については、高齢者人口に対し、在宅90%、コミュニティ6%、介護施設4%という整備目標があり、在宅介護が中心。日本と同じように、実際高齢者を支える若年労働者層が少なくなっていく現状からすると、医療費をどのように捻出するのかなど問題は山積みです。

更に心配されているのが介護に関わる人手の問題。中国も日本と同じように、介護系の仕事を選ぶ若者は少なく人手が足りない状況が続いています。その人手不足を解消するために介護ロボットの活躍が期待されています。介護ロボットを導入することで、人口の多い中国の高齢者を支える介護士の負担を軽くすることが出来るように、中国政府も力を入れ始めています。

介護ロボットが解決できる課題は主に四項目あり、以下の通りです。

(1)介護者の心理的負担軽減
(2)介護現場の効率的な作業の実現
(3)要介護者の身体的・精神的状態を改善
(4)要介護者が睡眠状態を改善

・<中国市場への参入意欲と高いハードル>
そのような状況下、日本企業の介護ロボットにおける中国市場への参入が注目を集めています。目的はもちろん、販路開拓です。そのチャンスは十分あります。

しかし、成功させるためにはハードルを乗り越えないといけません。現在の中国は過去のイメージとは違いIT先進国。人工知能の技術が発達し、今では世界と戦えるほどの技術を持っています。日本が質の高い介護ロボットを製作したとしても、それだけでは中国国内の企業に勝つことは難しいでしょう。更には製作コストの面においても日本国内での製造は費用が嵩み、輸送費もかかります。中国の多くの人口に対してビジネスチャンスはあるかもしれませんが、問題点も多いのが現状です。

一方で、痒い所に手が届くきめの細かいサービスは日本の強み。自宅介護が基本の中国では介護は家族の業務となる為、「少しでも快適な環境」を欲する被介護者の思いを汲み取るために、日本の製品を購入したいという介護者が増える可能性は十分に考えられます。

【主なサポート内容】
・介護TECHの中文メディアを通し情報掲載とUSERマッチング
・展示会支援を想定したチラシや冊子・映像などの中国語コンテンツの制作
・日中介護サービス人脈のセミナー・交流会の企画

・<介護TECHの中文メディアを運営>
そのような状況下、弊社はこれからの十年を想定し介護TECHの中国語メディア(中国語/日本語)をスタートさせました。

日本の介護テクノロジーが中国の介護者及び介護事業者への選択肢の一つとなりうるきっかけとなるよう、介護TECH製品情報を掲載、マッチングを行い、中国語に翻訳し中国語圏の介護者の負担を軽減するきっかけを作り出すことをミッションに継続的な事業として推進していきます。

・<介護TECHに特化した中国展開支援>
ほかにも、中国に特化し中国人スタッフが多い弊社の出来る役割は下記のとおりです。

・プラン/企画案を提出
a)中国市場調査(市場調査/商品印象調査)
b)中国営業販促展開コンサルティング(ブランディング化や、中国での成功事例紹介)レポート
c)中国進出会社基盤構築
→中国支社設営登記支援
→中国語ホームページの設営と運営更新
→中国人人材紹介
d)中国での展示会案
→中国語パンフレット/ポスター/チラシ
→中国語動画制作
→中国人展示会スタッフの手配
→中国語名刺作成
e)中国での販売代理店探し

・その他
→中国語翻訳
→中国法務コンサルティング
→中国契約締結コンサルティング

弊社及び中国提携パートナー会社を通じて支援いたします。お気軽にご相談ください。