【コラム】円安が進む日本と中国の現状

円安が叫ばれる昨今。円の値下がりはまだ留まるところを知りません。日本は海外からの仕入れに頼っているため、物価の上昇など、生活の至る所に影響が出ています。

この記事では、中国滞在経験のあるライター・BILLIKENが、円安と日本、そして中国経済の動向について考察しています。

円安の影響は飲食業界にも

日本の物価、特に飲食店の価格上昇の原因には、少なからず中国の影響があります。まず、牛肉や海産物など、これまで日本の外食で親しまれてきたものですが、現在では中国でも一般的な食材となっています。こうした食材は、中国の方がより高い価格で買い取ることが多く、日本は中国に「買い負け」している状態です。こうした背景から、回転寿司チェーンなどは、価格を上げなくてはならなくなりました。

もちろん、原因は中国だけではありません。アメリカの利上げや、オーストラリアやカナダでの大幅な利上げにも影響に踏み切ったことも大きな要因になるでしょう。そして、そうした中でも日本は金融緩和の姿勢を変えず、低金利の状態が一層際立つ状況になり、ついには財務省、金融庁、日本銀行が臨時の会合を開くまでになりました。

デジタルを活用した中国市場

中国の経済は、これまで20年程デジタル産業への投資を継続的に行っています。現在までにそれらの事業規模は拡大を続け、日本ではいまいち浸透しなかったEコマースなども順調です。特に、テクノロジー、メディア、通信といった3部門は注目されており、アリババ、テンセント、バイトダンス、DiDiなど、多くの企業が拡大・発展しています。また、中国では、インフルエンサーをはじめとした一般人でも、オンラインで商品を売買することが可能であるため、その事業規模もより大きくなっています。

中国で流行っているライブ通販は、その場で、その瞬間に商品を売ることができる点が大きな特徴です。オンラインで顧客とタイムリーなやりとりをしながら、売れ筋の商品を知り、さらなる売り上げを伸ばすことができる好循環を実現しています。日本としては、中国の動向を見守りつつ、対策をしていくほかありません。急激な円安の影響で、日本ではさまざまな商品の価格が上昇していますが、日本人の給与は据え置きです。今度どのような展開を迎えるのでしょうか?日本としては、引き続き中国や世界の動向を見ながら、対策を考える必要があるでしょう。

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執筆:BILLIKEN

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