【コラム】中国が考察する他国の貿易摩擦と米中関係のこれからについて

中国は米国との貿易摩擦はいつまで続くのでしょうか?中国にとって、日本や韓国など他国間の貿易シェア争いも気になるトピックのひとつでしょう。

この記事では、中国滞在経験のあるライターBILLIKENが、中国貿易と今後の可能性について考察します。

中国が伝える他国の貿易摩擦

中国メディアの快資訊において、「日韓の貿易紛争」を分析する記事がアップされました。これによると、「日韓の力関係は不均衡状態」なのだそう。記事はまず、第2次世界大戦後から、世界的に「経済制裁という新たな戦い方」を行う傾向が広くみられるようになったと指摘。この点において、日本と韓国との間には頻繁に争いが起こっていると指摘。

その例として、2019年に日本が韓国を相手に、半導体材料の輸出管理を強めたことを挙げまています。中国は、韓国の反撃が「日本製品の不買運動だけ」だったことを伝え、両国の貿易に不安を唱える記事を打ち出したのです。

中国の見解の意味合いとは?

日本の見解からすると、半導体材料の輸出強化は経済制裁ではありませんが、中国からすれば制裁に見えたようです。それに加え、記事では「日本は、韓国には無い基幹技術を掌握しており、韓国にはやり返すだけの武器がなかった」と分析。さらにその根拠を、優秀な企業や人材が豊富な「日本の教育のおかげ」と論じていることが話題になりました。

記事によると、中国は貿易摩擦が生じた際に優位な立場につくためには、相手国に負けないだけの強みが必要だと考えているようです。表向きは「教育の重要性」と説いているように見えますが、その裏側には「やられたらやり返すだけの力が必要」という主張が潜んでいるのではないかと考察しています。

アメリカと中国の貿易摩擦は新たな局面に

2020年、中国は5年ぶりに5350億3000万ドルという貿易黒字を記録したことがわかりました。新型コロナウイルス感染症の大流行により、世界でマスクの需要が急増した中、世界最大のマスク輸出国である中国が、その恩恵を受けたものと分析されています。

中国の貿易数値の黒字規模は、2019年(4215億ドル)より17%増加した5350億ドルを記録し、その規模は拡大の一途を辿っています。アメリカの大統領が交代し、アメリカと中国の貿易摩擦は新たな局面を迎えました。大規模な貿易黒字を記録する中国は、今後どのような動きを見せるのでしょうか?

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執筆:BILLIKEN

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