【コラム】中国ビジネスの「壁」となる煩雑な手続きを攻略せよ!

中国への輸出ビジネスは、日本へ商品を輸入すること、明らかに異なると実感する人は多いことでしょう。具体的には、税関のプロセスで痛感する人が多いようです。

この記事では、中国滞在経験のあるライターBILLIKENが、中国への輸出ビジネスと、今後伸び行く分野について考察します。

手続きの地域差はもはや伝統文化

中国に商品などを輸出する際、〇〇市や〇〇省での税関手続きではスムーズに許可されたのに、別の〇〇市や〇〇省での税関手続きでは書類不備を指摘され、なかなか税関手続きを通過することができないなどの事例があります。

日本のとあるWEBサービスを手掛ける企業では、ソフトウェアを中国に輸出する際に、地域によって、「これは軍事関係のソフトウェアではないのか」と指摘をされ、別室に連れられて事情聴取をされたこともあるようです。

その企業の担当者は、取調室のような部屋で「これは何に使うソフトなんだ?」「このソフトを解析するから、ずっとこの部屋で待ってろ」と言われ、12時間ずっと待たされたのだそう。中国では、地域によっては軍事技術に関して疑いを持つと、徹底的に調べる場合があるようです。

中国の各都市や省によって税関手続きに差異が生じる理由は、貿易に関する法律の解釈や運用が異なるからなのだそう。中国では、法律を作るのは中央政府ですが、解釈や運用はそれぞれの自治体によって異なります。そのため、税関などの手続きも、地域によって大きく違うようです。

中国でのビジネスには入念なリサーチが必須

しかし、こうした内部事情は、日本をはじめとする外国人には非常に煩雑であることは言うまでもありません。そのため、あらかじめ中国の税関手続きに詳しいビジネスマンやコンサルタントを雇用し、中国の各地域ごとに必要な書類を入念に調べる準備が重要となります。輸出がスムーズに進まなければ、中国でのビジネスが円滑に運びません。事前の税関手続きに関する情報収集においては、会社からの支出を惜しむべきではないと考えます。

中国において、手続きの煩雑さは試練のひとつと考えるべきでしょう。しかしながら、このプロセスをクリアすることで、ビジネスは大いに前に進むことでしょう。今後、中国はよりICTが進み、手続きや法律はある程度一本化されるかもしれません。しかし、未だ地方では、「伝統文化」のように煩雑な手続きが根づいています。これから、中国で幅広い事業展開を考えている人や企業は、ぜひ、事前に申請手続きや、その傾向などもしっかりとリサーチしておくことをおすすめします。

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執筆:BILLIKEN

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