【コラム】これからの日中ビジネスを生き抜くには柔軟さが不可欠

中国とのビジネスについては、これまで拡大の一途を辿っていました。中国からの観光客の日本製品の購入、いわゆる「爆買い」などもその一例です。しかし、これからはどうでしょうか?

この記事では、中国滞在経験のあるライターBILLIKENが、これからの中国との交流について考察します。

日中のビジネス交流を比較

中国と日本の関係は、これまでは双方を行き来するビジネスが主流でした。しかし、新型コロナウイルスの影響で、その関係は大きく変化しつつあるようです。

まず、中国における日本文化について見ていきましょう。中国では、日本のアニメやアイドル、アーティストが有名です。しかし、残念ながらキャラクターなどの権利が法的にきちんとなされていない部分があります。

一方、日本における中国の商品や文化の発信についてはどうでしょうか?日本では「華流」として、ドラマや音楽、映画、有料コンテンツなどが提供されており、こちらはビジネスとしても整備されているようです。

消費者に関しては、ハイレイヤーの日本商材を中国で販売するビジネスが広がりを見せています。例えば、美容家電や化粧品など、実際に利用して購入を促すという体験型の販売方法が、いわゆる高所得層に対して大きく展開されています。これらは、中国の方が日本よりも高所得層が多いため、このようなビジネスが展開できるのだと言えるでしょう。

市場は中国がやや優勢?

次に、ビジネス市場について見ていきましょう。一昔前までは日本の技術を中国が模倣し、さらにそれをブラッシュアップするという形が一般的でした。しかし、現在では、ビジネスモデルもIT技術も中国発のものが世界を席巻しています。中国における展示博覧会においても、日本の企業が存在感を示すことはなかなか難しいといったところです。

しかしながら、上海家電博、北京モーターショーといった大きな展示博覧会など、さまざまな業界の展示博覧会において、日系企業の名前はすでに定着しつつあります。今後は、中国企業の中に日系企業の存在が定着し、いかに現地企業と連携・提携をすることができるのかが、今後の大きなテーマになるでしょう。

中国市場は広大です。そのため、日本の企業は自社のビジネスネットワークを市場でいかに広げ、商材を展開していくのかがカギになります。コロナ禍、アフターコロナなど、情勢は日々変わりゆくでしょう。その中でも、柔軟に対応できる企業こそが、日中ビジネスにおいても重要なポジションにつくのではないでしょうか?

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執筆:BILLIKEN

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