【コラム】中国人の生活にフィットする日系コンビニ

日本でも中国でも、日々の生活に欠かせないのがコンビニです。中国でも、日本でもおなじみの「ローソン」や「ファミリーマート」が街中にあります。

この記事では、中国滞在経験のあるライターBILLIKENが、中国の日系コンビニ事情について解説します。

街に溶け込む日系コンビニ

中国の街中を歩くと、特に都市部などでは非常に数多くのコンビニを目にします。なかでの、「ローソン」や「ファミリーマート」などは、見た目も日本の店舗そっくりで、売られてる商品も日本文化を反映させたものが数多くあります。コンビニの商品の代表格のひとつがお弁当やおにぎり、ホットスナックなどの食品です。しかし、よく見ると、中国ならでは違いが商品からも見て取ることが出来るのです。

中国では、一般的にお弁当と言うと、白米の上におかずが1~2品のせた、いわゆる「どんぶり」スタイルが一般的でした。そのため、日本のコンビニ弁当のようなおかずと白米が分けられた弁当は珍しく、名称も「日(本)式弁当」と呼ばれることも。しかし、現在ではコンビ人弁当もすっかり中国に定着し、中国系のコンビニでも「日(本)式弁当」が売られるようになりました。

独自の進化を遂げるコンビニ

中国では、基本的に冷たいご飯は食べません。そのため、中国のコンビニでは、お弁当はもちろん、おにぎりまでも「温めますか?」と聞かれます。また、日本では秋から冬にしか見かけない中華まんやおでんも、中国では1年中販売されています。

日系のコンビニは、中国に進出した当初は中国人にとって「日本らしさ」を感じるスポットという印象だったようですが、現在ではすっかり生活に欠かせないお店として浸透しているようです。日本式を上手に組み込み、中国人の生活に見事にフィットした日本のコンビ二。これからはどのような進化を遂げるのか、目が離せません。

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執筆:BILLIKEN

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