【コラム】ウェブから始まる漫画の世界!今、中国が熱い!

インターネットおよびスマートフォンの普及で、漫画市場は世界中で大きな変革を遂げている分野だといえるでしょう。中国も例外ではありません。

この記事では、中国滞在経験のあるライター・BILLIKENが、中国における漫画市場についてリポートします。

ウェブを中心に広がる中国の漫画

中国の漫画市場は、これまで日本と同様に漫画の週刊誌や月刊誌があり、発行部数数百万部を誇るものもありました。しかし、「漫画といえば日本発の作品」という考えが根強くあったのも事実です。次第にインターネットやスマホが普及し、デジタル漫画の時代になっても、日本漫画の人気はしばらく続きました。しかし、時代の波を敏感に捉え、中国でもウェブトゥーン(ウェブで読む形式に特化した韓国初のデジタル漫画)が積極的に導入されるようになりました。それにより、近年では中国で制作される漫画の多くが、ウェブトゥーン形式になりました。

しかし、中国では日本や韓国のように、デジタル漫画を紙媒体の単行本化するビジネスはあまり見られません。そもそも、中国の出版市場の中に「漫画」というカテゴリーが無く、「児童書」や「絵本」として扱われているのが現状です。中国は出版審査が厳しく、漫画が申請を出しても、出版に漕ぎ着ける作品が多くありません。例え日本の有名な漫画であっても、その条件は厳しいため、一層のデジタルシフト化が進んでいるようです。

アプリにイベント…勢いある中国漫画市場

では、中国の漫画アプリ業界はどうでしょうか?国内では、アプリのユーザーの課金率が低く、漫画の販売単価は非常に安いため、漫画だけで見ると厳しいかもしれません。しかし、その先にある映像化やゲーム化といったメディア開発につなげることで利益を上げるというビジネスモデルが普及しました。そのため、2020年以降、中国漫画は、日本や韓国を席巻しています。また、中国国内よりも海外市場の方が課金率が圧倒的に高いこともあり、国外をメインに展開する動きが強まりました。

中国では、動漫(コミック、ゲーム、アニメ等々の総称)のイベントも、上海、北京、成都、杭州を中心に盛んに行われています。内容は、日本で言うニコニコ超会議のようなもので、日本や国内の漫画家等をゲストとして呼び、サイン会やトークイベント、生配信などを行っています。こうしたイベントは集客力もあり、ライブ配信やリアルイベントを通して、大きなお金が動いています。これからの中国はこうしたイベントがより増えていくことでしょう。これから漫画市場を引っ張っていくのは、勢いがある中国市場かもしれません。

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