中国と日本は地図上では隣にあると言ってもいいぐらい近い国。しかし文化は大きく違います。中国滞在経験のあるライターのBILLIKENが、中国それぞれの土地とその特性についてお伝えしていきます。
中国は本当に広い国ですよね。その面積は約960万k㎡で、日本の約25倍です。
そのため、それぞれの都市によっても特性があるといわれています。
中国人と一括りにしようとしても、性格や考え方は土地それぞれです。
今回は、中国の土地柄事情について、紹介してきます。あくまで、ご参考程度に。
【大連】
ここは、中国で一番日本人比率が高い地域とも呼ばれています。気候は年間平均気温は6度~11度と低めなので、常に寒い地域。
ですが、「暖気」と呼ばれるセントラルヒーリングシステムがどこでも完備されているので、室内は24時間暖かく、真冬でも半袖生活を送ることができます。
そして、中国の中でも日本と関係が深い都市の1つで現在では日系企業が多く進出して日本食レストランや日本人にとって生活のしやすい環境となっています。
【北京】
気候は夏は湿度が高く蒸し暑く、冬は極度に乾燥して寒く、最低気温が氷点下10度を下回るほど。
ですが、暖気整備がされているので、室内は暖かく過ごしやすいかもしれません。
北京は政治の中心なので、ビジネスや流行よりも政治思想を大事にし、伝統を重んじる保守的な土地柄です。
そのような事情もあり、個人的には、外国人が居住するにはあまり向いていないかもしれません。
【上海】
気候は東京都とほぼ同じように推移していきます。夏は暑く、冬は寒い。
今でも他の国や都市から人が移住しにきます。そのような事情もあり、新しいものを積極的に受け入れ、取り入れていくというのがこの街の特徴です。
街全体もおしゃれで洗礼された街で、近代的な建物や上海タワーなどが立ち並びます。
住んでいる人もみんなおしゃれで、ファッションに関しては日本と遜色ありません。
【広州】
気候は亜熱帯なので、夏は猛暑というくらい暑く、冬でも平均最低気温は10度と高めなのが特徴です。
広州は古くから食の都とも言われているくらい食が有名で食の中心といっても良いですね。
さらに、面白いことが沢山あるのもこの広州なので、住んだら驚くことがたくさんあるでしょう。
現在は文化、交通の中心都市として発展しており、貿易関係も発達しています。
また、中国国内でも北京、上海、香港に次ぐ都市として注目されており、これからさらに発展している地域とも言えます。
【まとめ】
中国といってもたくさんの都市があり、そして特性があることは伝わりましたか?
全て「中国」には違いないのですが、何しろ広大な面積です。
方言、慣習、気候も全く違っているので、十把一からげに取りまとめて「中国」とは言い切れません。
どこが自分に合うかは実際に自分が行って確かめてみましょう。
執筆:BILLIKEN
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