【コラム】身近なことから始めよう!中国における企業の社会貢献活動とは?

中国では多くの企業が社会貢献活動おり、中国に進出している日系企業もさまざまな貢献活動をしています。
社会貢献活動は多岐にわたり、壮大なものから身近なものまであらゆる活動があります。

今回は、中国の北京と上海で会社員として働いてきたライター・さんせんが、実際に体験した企業の社会貢献活動について紹介します。

大手日系企業が行っている社会貢献活動

大手日系企業は中国においてさまざまな社会貢献活動を行っています。日本企業の中国における社会貢献活動の主な内訳は教育、文化交流、地球環境、福祉などです。

教育における社会貢献とは、中国の学校や教育期間への寄付がメインです。中国の行政機関のひとつである「希望工程」などに寄付を行う企業が多いとされています。中国は政府の体制的に直接的な物資の支援や寄付には制約があるため、このようなシステムでの寄付が一般的です。

地球環境における社会貢献とは、緑化活動や環境保全などが挙げられます。ある日本の財団法人は、長年中国の砂漠地帯の緑化活動や緑林を行っています。この活動はすでに中国でも認知度が高く、地元の人たちと共に活動することで緑化の維持を目指しています。

日本の電子機器メーカーでは障碍者雇用に力を入れており、身体障碍者の自立を支援する施設を中国に設立しました。この企業では日本でも同様の支援施設を運営しており、そのノウハウを活かして中国で社会貢献活動として展開しています。

現在でも多くの企業が社会貢献活動を行っていますが、実は身近なところでもできる貢献活動があるのです。

まずは身近な社会貢献活動から

日系企業の社会貢献活動と聞くと大きなことに捉えがちですが、身近にできる社会貢献活動もあります。

その一つが献血です。私の在籍していた日系の会社では毎年数名の社員が献血に参加することになっていました。私は自ら志願して献血を行っており、3年連続で献血をした時には会社から「社会貢献賞」を貰いました。そこで初めてこうした活動が社会貢献になることを知りました。中国では献血をネガティブに考える人が多く、血液が不足しがちなのだそうです。献血は各都市の献血センターに行って行うのですが、ほとんどの人が企業の代表として献血に来ていました。日本では個人で行うことの多い献血ですが、中国の中小企業などでは社会貢献のひとつとして会社単位で献血を行っているようです。

中国の献血センターは衛生面も問題ありません。献血は200mlから可能で、その日のうちに血液検査の結果と献血手帳、記念品、軽食が貰えます。献血センターの受付で私が外国人だとわかると「中国の献血に協力してくれてありがとう!」と声をかけられました。この時、初めて自身が生活している社会の中で、微力ながら何かの役に立つことができたのだと実感しました。

企業の発展と共に社会貢献について考えよう!

中国でビジネスを展開する際には、その利益や功績を、ビジネス基盤となる社会にどのように還元するかが重要です。

現在も中国では多くの日系企業が社会貢献活動を行っており、その内容は大きな規模のものから身近なものなど非常に多岐にわたります。社会貢献活動は、日本企業だけでなく個人でも行うことができます。まずは身近な社会に目を向けて、自身が出来ることを探してみましょう!

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執筆:さんせん
【プロフィール】
北京と上海の2都市で日本人向けの広告雑誌の編集者として、約5年間、特集の企画や取材、編集を担当。得意分野はグルメ、トレンド、エンタメ。現在は山梨県在住で、山梨県関係のツーリズム・グルメに関するライティングや取材を中心に活動中。
ツイッター:https://twitter.com/sansen_koshu

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