【コラム】中国の接客サービスの日本化

中国と日本は地図上では隣にあると言ってもいいぐらい近い国。しかし文化は大きく違います。中国滞在経験のあるライターのBILLIKENが、中国の接客サービスの日本化についてお伝えしていきます。

中国の接客等は日本を真似している、日本のサービスを取り入れようとしている、と言われています。ここでは、中国の北京で生活したときに体験した中国の接客やサービスについて紹介していきます。

【日本のサービスが好き】

中国の接客は比較的日本のサービスを取り入れようとしているように感じました。例えば、中国の北京には日本でも有名なイオンショッピングモールがありますが、このショッピングモールでは入り口の前に係員が20人ほど並び、お客さんが入ってきたときに一斉に頭を下げる、などということも行われていました。そして、レジでお客さんがお金を払ったときには中国人のレジ係が両手を揃え、お辞儀をする姿も見かけました。

【困っているお客さんを無視したりはしない】

私たちは中国語がわからなかったので、お店の人に何か聞かなければいけない時などはスマホの翻訳サービスなどを利用することもありました。
しかし、スマホを片手に質問したりすると、お店の人は大抵親身になって答えてくれます。
もちろん、日本のようにしっかりとしたサービスまでは期待できませんが、例えば買いたい商品を探している場合にお店の人に聞けば、場所を教えてくれます。
レストランなどで注文したものが売り切れだったとしても、何ならあるのか、などと説明してくれます。

【代替案もおもしろい】


また、例えば注文したものがなかったからといって雑な扱いをすることもありません。例えば、喫茶店でチョコレートケーキを注文した時、チョコレートケーキの上に乗せるさくらんぼがなかったようで、ミニトマトが乗ってきたことがあります。さくらんぼがないからといって何も乗せずに提供するのではなく、少なくともいろいろ考えたんだなぁという感じがしました。また、本来はおそらくミントが載っているはずであろうショートケーキにパセリが乗っていたこともあります。妊娠中、ソフトドリンクを頼んだときに「ソフトドリンクが売り切れている」という理由でビールが出されたときには驚いてしまいましたが、「私は妊娠中なんだ」ということを伝えたら「本当に申し訳ない」と謝罪されました。

【日本のビジネス手法も好き】

日本国内では、反日感情や歴史の問題などが指摘されていますが、中国で生活していると中国人は日本のビジネスのやり方を尊敬していることがわかります。日本の経済は強いですし、中国もそれにならって経済力を強化させていこうとしている様子がよくわかるのです。日本から来た商品は値段も高いですし、信頼されています。確かに政治的にはいろいろな問題がありますが、ビジネスに於いて中国は日本を尊敬していると思います。

毒餃子の問題や歴史的な問題など、日中間には様々な問題があります。しかし、中国人が日本のサービスのあり方を積極的に取り入れている様子などを見ると、経済的にはまだまだ強い協力関係で結ばれた国なのだということがわかります。

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執筆:BILLIKEN

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