【コラム】日本で働く中国人女性が描く理想の日本進出とは?

日本には日系企業で働く中国人が数多くいます。最近では日本の企業で働く中国人女性も増えてきました。この記事では、中国滞在経験のあるライターのBILLIKENが日本の企業で出会った中国人女性とのエピソードを紹介します。

他愛のない話から深まる交流

彼女は私と同じ日系企業に勤めている中国人女性。日本語が堪能で、周囲からの信頼も厚く、職場の人気者でした。非常に頭もよく、下手な日本人よりも日本語やその文化を理解しており、仕事が早いという完璧な女性でした。ある日、彼女と昼食を共にする機会があり、その際に話したことが印象に残っています。

最初は他愛のない会話で、お互いの国の事や、地元の名物料理の話な、会話は次第に盛り上がってきました。なかでも盛り上がったのは、日本のアニメの話です。私が日本の「こち亀(こちら葛飾区亀有公園前発出所)」が好きだというと、奇しくも彼女も「こち亀」のファンで、なかでも主人公の両津勘吉が大好きだと興奮気味に話してきました。「こち亀」の主人公・両津勘吉は太い繋がった眉毛が特徴の中年男性です。しかし、彼女い曰く中国人の女性からすると、両津のような男性は「男らしくてカッコイイ」という認識があるようです。彼女は「あのような旦那さんが欲しいです!」と熱く語っていました。ところ変われば、女性の好みも大きく異なるのだな、と感じました。

アニメの話を皮切りに、それ以来、彼女と頻繁に話すようになりました。ある日、彼女と食事をしていると、話題は「中国人の日本への進出」に。彼女のバックグラウンドは非常に恵まれているようでした。自身からはそのことは口にしませんが彼女の、立ち居振る舞いや品の良さ、考え方から垣間見ることができたのです。

自身の日本進出を日中の架け橋に

彼女はよく「私は運がよく三食食べられる家に生まれましたが、中国は人が多すぎて、一食もままならない家庭もある」と言っていました。続けて「私が日本へ来た目的は、中国人でも日本で働いて、きちんと収入を得て、幸せに暮らせるという事を中国の人に知らせたかったから。そして、これからの中国人の日本への進出の架け橋になりたかった。」と話しました。

日本で働くことに大きな使命感を持っている彼女は、その後も日系企業で働いています。彼女は「自身が頑張ることで日中のビジネスの道を作れたら嬉しい」と今日も仕事にまい進しています。これから日本に進出してくる中国人の陰には、彼女のような先人の努力があるのかもしれません。自分だけでなく、これからを見据える彼女の考え方には、尊敬の念しかありません。

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執筆:BILLIKEN

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