【コラム】中国の経済発展と共に変化する若者の結婚観

中国の経済成長に伴い、若者の間で「結婚」に対する意識に大きな変化がありました。では、一体、今の中国は具体的にどのような結婚観を持っているのでしょうか?そして、これからどう変化していくのでしょうか?

この記事では、中国滞在経験があるライターBILLIKENが、中国の現在の結婚について掘り下げています。

中国は共働きが当たり前

近年の中国では、夫婦共働きが普通です。もし子供が出来たときは、祖父母が面倒を見ているケースがほとんどです。また、中国の場合は、子供の寝起きも含め、祖父母が一切の子供の世話を引き受けています。

そのため、親元を離れて、祖父母と同居している子供も珍しくはありません。中国の子供は、親よりも祖父母への愛着が強く、親よりもつながりが密接という家庭も多いです。中国には共働きで夫婦が非常に多いため、日本のように子供は必ずしも親が見なくてはいけないという概念がありません。

跡継ぎへの圧力は田舎ほど顕著に

中国は跡継ぎがいないと、親不孝という考え方が未だ根強くあります。そのため、未婚の成人がいると、親や親戚たちは出来るだけ早く結婚をさせようとしてきます。また、子供は産むべきという考え方が圧倒的に多いです。子供を産む為には晩婚は不利と思われており、結婚への圧力は非常に大きいのが特徴です。特に顕著なのが、農村部。

現在でも、20歳前後で結婚の圧力がかかり、都市部よりも圧倒的のに早く結婚をしている傾向があります。一方、都市部では、女性の晩婚化が増えているようです。というのも、近年は子供に対して教育熱心な親が多く、高学歴女性が増加。女性のキャリア形成に伴って、結婚しない、もしくは晩婚化している現象が社会問題になっています。これに伴い、都市部では「結婚しない」もしくは「結婚できない」という若者が増えており、人口の減少も囁かれ始めました。

経済発展に伴う結婚観の変移

現在の中国は、経済発展と共に、女性の社会進出が進んでいます。しかし、それに伴い、結婚をしない選択をする人が増え、人口が減るなど別の問題が出てきているのも事実です。それらは、現代の日本も抱える問題でしょう。そして、これからはこうした問題をどのように解決するかが課題です。

また、新たな問題として、双方に経済力があることで、離婚する家庭も増えています。女性のみならず、社会的に子供たちが高学歴になり、社会に進出することでさまざまな問題が起こるのはどの国も同じです。中国の経済の発展は、しばらくは止まることはないでしょう。これから、中国人の結婚や家庭に関する概念がどのように変化していくのか、引き続き注目していきたいと思います。

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執筆:BILLIKEN

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