【コラム】中国が世界を目指すためにすべきこととは

中国に限らず、アメリカ、ロシア、欧州諸国などの大国が、世界のトップに立つための戦略として掲げているのが、自国の利益よりも、世界が抱える問題を迅速に解決する国へと成長すること。これを実行することで、世界中の国々から認められ、自然と世界のトップに立つ大国になるのというものです。

この記事では、世界の大国となった中国の向かうべき方向性について、中国滞在経験のあるライターBILLIKENが詳しくリポートします。

大国になった中国の次の一手

中国では、近年立て続けにオリンピックや国際イベントなどが開催されています。開催できる環境というのは、世界中の要人をはじめ、スポーツ選手、ハリウッドスターなど、VIPを集めることができる国へと発展したということです。また、大きな国際イベントの開催国にエントリーすると、国にとってどのようなメリットがあるのかについても説明しましょう。例えば、ワールドカップの場合は、開催期間のたった数日で、国内へ数百億円以上の利益をもたらすことができるのです。

では、こうした国際イベントの開催国――つまり、世界に認めてもらう国になるために、中国はどのような政策をとったのでしょうか?まず、大きなイベントの開催国になるためには、その国を訪れた人達の安全確保が最重要です。

日本を例に挙げて見てみましょう。前回のラグビーワールドカップは、大分県など日本各地で開催されました。そこで、日本が優先して取り組んだのが、世界中のラグビー選手や観光客、VIPの安全確保でした。世界中から日本へと、観光客や留学生が訪れた際、安心して過ごしてもらえる街づくりをテーマに、防犯に力を注ぎ、結果的に世界中に「日本は安全な国である」と認められる機会となりました。

国際問題への取り組みは世界の大国への課題

国家に、「安全」というブランドを確立できれば、自然と世界中から人が集まり、観光や貿易などの収入が増えるでしょう。また、観光客や留学生などが安心して過ごせる街づくりに取り組むことで外貨を集めることも可能です。

しかし、国の収入だけを追求しても、国家は頭打ちでしょう。世界の大国として認めてもらうためには、世界が抱えているさまざまな問題を解決するためのシステムの構築が必須課題です。

近年は、リモートワークやテレワークのシステムの導入が進み、留学の必要性も薄れてきました。そのため、自国にいながらでも、国際交流をすることは可能です。そのため、今後、中国は国際交流を通して、世界が抱えているさまざまな問題に取り組み、解決へと導くシステムを協力して構築することに注力することが必然となるでしょう。

ネクストアクションは世界問題解決のシステム構築

世界が抱えている問題――移民問題、地球温暖化等の環境問題、紛争やテロなどの問題など、さまざまな問題が挙げられます。中でも顕著なのが、移民問題です。災害や紛争、大規模なデモなどによって、住む場所を失われた人が、移民として世界中に数多く存在します。中国が出来ること――すべきこととしては、紛争やデモなど暴力で問題を解決しようとせずに、法律で解決できる社会を構築するシステムを、他国と強力して作り上げる事に他なりません。

自国の利益だけを考えていると、どうしてもビジョンは狭くなってしまいます。世界と協力して、世界が抱えている問題の解決へと導けるようなシステム開発に力を注ぐ事こそが、世界の大国としての存在意義なのではないかと考えます。

中国人の特徴は、仲間意識が強く、大勢の人を動員させる力を持っている点です。世界でもトップレベルの人口を誇る大国だからこそ、できることはたくさんあるでしょう。そのマンパワーを地球全体の問題解決のために注ぐことこそが、中国だけでなく、地球全体の未来の利益へとつながっていくのではないでしょうか?

中国進出無料相談受付中。お気軽にご連絡下さい

執筆:BILLIKEN

関連記事

  1. 【コラム】中国経済は本当にヤバい?現状とこれからについて

  2. 【コラム】2019中国の最新事情

  3. 【コラム】人生の節目に写真あり!中国の記念写真文化

  4. 【コラム】アフターコロナの中国で成功する秘訣は「井戸を堀った人」になる…

  5. 【コラム】日本のお家芸が中国のお家芸に!アフターコロナで躍進する産業と…

  6. 【コラム】中国ビジネスは公私混同が当たり前?良い関係性<关系>とは?

  7. 【コラム】中国政府は内陸部の経済振興に対して本気で取り組んでいる

  8. 【コラム】日本企業が中国に進出するメリットとデメリットとは?

PAGE TOP