【コラム】中国と移民の現状とこれからについて

中国という国に興味を持つ人は、世界中に数多くいると思います。しかしながら、中国における移民のニュースはあまり目にすることはありません。

この記事では、中国滞在経験のあるライターBILLIKENが、中国における移民問題について掘り下げています。

中国と移民の関係

中国は、元より海外へ移民する人が多い国のひとつです。世界中に華人や華僑がいるように、中国からの移民者数はインドと並んで世界有数の規模と言われています。中国は人口が多いので、移民の人数も必然的に多くなるのは分かります。

しかし、どこかの国が中国に移民としてやってくるという話は、あまり聞かないのが現状でしょう。実際に、中国に移民してくる外国人は非常に少ないことが分かっています。その理由としては、中国は移民国家ではないためだとと言われているからです。

移民政策を行う国家の特徴とは?

世界中の移民を受け入れているのは、主に欧州やアメリカです。移民国家の特徴は、国土が大きく、人口が少ないことが挙げられるでしょう。特にアメリカは、広大な土地があっても開発する人が少ないため、移民を受け入れて開発を行うのだそう。しかし、中国を見ると、国土は大きいのですが、人口が多いため、移民を受け入れる余裕がありません。国内の人の仕事が奪われてしまうため、中国にとってメリットが少なく、移民政策を採用していません。中国は人材に関しては国内でまかなえるため、外国人移民を受け入れる必要もありません。

一方、日本などは、今後、人口が減少しつつあるため、移民の受け入れに積極的になるようです。これからは、外国人労働者を受け入れないと、仕事が回らない可能性があるかもしれません。それに伴い、日本も次第にアメリカのように、他民族国家になるのかもしれません。それぞれの国における労働力と人口は、移民政策にも大きな影響があります。今後の中国、そして日本は移民についてどのような姿勢をとるのでしょうか?これからの動きにもぜひ注目していきたいところです。

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執筆:BILLIKEN

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